香港映画祭 2021
東京渋谷〈ユーロライブ〉
12月29日(水)と30日(木)の2日間開催
チケット販売について:
1,500円均一・当日券のみとなります。
チケットは当日開演30分前よりユーロライブ受付にて販売致します。
お問合せ先:hongkongfilmjp@gmail.com
12月29日(水)
10:00-【E】最初の半歩
11:50-【追2】あなたを思う
13:40-【A】酒徒
●トークイベント[30分]宇田川幸洋(映画評論家)& リム・カーワイ(映画監督)
16:10-【追1】逆行誘拐
12月30日(木)
10:00-【G】夜の香り
11:35-【追3】狭き門から入れ
13:35-【F】夢のむこうに
●トークイベント[30分]香港の監督たち & リム・カーワイ(映画監督)
追加 1|逆向誘拐|Napping Kid
●第10回大阪アジアン映画祭にも出品された『点対点』のアモス・ウィー監督の長編映画、第2作。原作は2013年台湾の島田荘司推理小説大賞を受賞している。
商業映画のみならず自主映画にも積極的に投資・製作・配給をおこなう制作会社「ゴールデン・シーン」が『点対点』に続き本作をプロデュース。自主映画にも関わらず、香港映画を代表する若手俳優やベテラン俳優など豪華キャストが集結。サスペンス映画の形を借りて、若者が彼らよりも上の世代に対して抱く絶望感、そして反乱をエンタテイメントとして描いている。
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2018年/98min/劇映画/カラー/広東語
監督●アモス・ウィー(Amos Why)
主演●セシリア・ソー(Cecilia So)、ン・シウヒン(SiuHin Ng) 、ディビッド・シウ(David Siu)
追加 2|あなたを思う|看見你便想念你|I miss you, when I see you
●香港を代表するゲイの映画作家、サイモン・チュン監督の最新作。あるゲイカップルが時代に翻弄されながら、お互いの愛を確認し合うプロセスを感情豊かに描くことに成功し、香港版『ムーンライト』と絶賛されている。テーマ・内容ともに一見すると政治とは無縁にも感じられるが、ある意味では最も政治的な映画であるメロドラマの傑作である。●主演のジュン・リーは、その後『トレイシー』(2018年に東京国際映画祭で上映)で監督デビューを飾り、香港アカデミー賞にも多くの部門でノミネートされ話題を呼んだ。本作は香港国際映画祭、シアトル国際映画祭、台湾クィア映画祭などに出品された。
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2018年/93min/劇映画/カラー/広東語
監督●サイモン・チュン (Simon Chung)
主演●ジュン・リー(李駿碩)
追加 3|狭き門から入れ|三条窄路|Three Narrow Gates
●返還から10年を経た香港が舞台。中国政府が約束した「一国二制度」は果たして維持されているのか。警察、新聞記者、牧師という接点を持たない3人が弁護士殺人事件を通じて繋がり、中国官僚と香港不動産企業が癒着し利権を得たスキャンダルを暴いていく。●ヴィンセント・チュイ監督が商業映画ではタブーとされる香港と中国の抱える矛盾や政治の陰謀を描くと同時に、第一級のクライムサスペンスとしても成功している。過去2度の香港アカデミー賞助演男優賞に輝くリウ・カイチー(廖啓智)が主役の牧師を熱演。
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2008年/105分/カラー/広東語/Blue-Ray
監督●ヴィンセント・チュイ Vincent Chui
出演●リウ・カイチー、ジョーマン・チャン、
ドゥ・ハイビン
脚本●グレース・マック
日本語字幕●吉田雅子